院長のひとり言

ピロリ菌と不妊の関係

先日、メルマガの読者さんから質問があったので改めて回答したいと思います。

最近、ピロリ菌が不妊の原因の1つであるという事が言われるようになりました。

女性では卵子が受精し難くなる。

男性では精子の奇形率が上がる。

直接の因果関係はまだまだわかってはいないのですが、受精障害を引き起こすと言われています。

どういう事か。

ピロリ菌が卵胞に悪さをするという事やピロリ菌の毒素で卵胞がどうこうなるかではないのですが、間接的には確実に影響があるといえるんです。

なぜ、間接的かというとピロリ菌によって内臓がやられたら卵胞のメンテナンスどころではなくなるんですよね。


全国的に調査を行っているわけではないのですが、現状では受精障害を引き起こすと言われ始めています。

不妊以前にピロリ菌が見つかればそれに対処しなくてはならないですよね。

しかし、ピロリ菌の検査は不妊専門クリニックや婦人科では行われていません。

健康診断などでわかる事が多いですね。

ピロリ菌は抗生剤で簡単に対処できるものです。

ご夫婦で妊活前にしっかりとケアしていってくださいね。

また、虫歯や歯周病も同じように受精障害を引き起こすと言われ、不妊の原因の1つとなっています。

実は不妊の原因って生殖系以外の所にある事も多いんですよね。

だからこそ体質改善によって体全体を変えていってほしいんです。

是非参考にしてくれたら嬉しいです。


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