妊娠を望むなら意志の力って必要なんです。
どういう事って思いますよね。
東洋医学的な解釈を元に少し意志力についてお話してみたいと思います。
妊活をする上で結構重要だったりするんですよ。
東洋医学で妊娠は先天の気(両親から受け継いだエネルギー)である腎、後天の気(食事から得るエネルギー)である脾が満たされて始めて起こるものだと言われています。
東洋医学には五行というものがあります。
細かな話は割愛しますが、内臓に色々な事柄が当てはまっていると考えて下さい。
今日は妊娠への意志力と題して脾と腎の関係からみてみますね。
脾と腎を五行でみてみると
脾-思-意知
腎-志-恐
と当てはまっているんです。
思とは思考、思慮のことを言います。
意とは思い巡らしたり考えるということです。
知(智)とは物事を認識したり、判断する能力のことです。
志とは思考・記憶・経験などを保存し、ずっと保持し続ける機能を言います。
細かな解釈は今回はおいておきますが、ざっくり言うと、
脾が弱くなっている場合、物事をうまく判断出来なくなったり、落ち着かなく、正常に考えることが出来なくなります。
腎が弱くなると恐れをコントロールできないんです。
この恐って日常的に感じている漠然としたものだったりするんですよね。
常に何かに恐怖を抱いていたり、例えば不妊の方では妊娠できてない事や妊娠する事への恐れを感じているのかもしれませんね。
しかし、五行の関係では「思は恐に克つ」と表現されます。
不安という恐れは、知ったり計画したりする思案によって和らぐという事なんです。
だから正しい知識を持って行動していくと妊娠に近くんですね。
話を戻して、今日のタイトルにある意志力を五行に当てはめて考えると、
意志力=脾腎力=生命力(後天、先天の気の力)
となるわけです。
意志力を上げるとは、脾と腎の働きを良くする事、生命力を高める事なんです。
また、脾は食事に関係し、腎は睡眠に関係しています。
これって三大欲求の二つなんですよね。
食欲が満たされ、睡眠欲が満たされるともう一つの欲求である性欲も盛んになるって事です。
体質改善をする時に睡眠、食事、運動のバランスを見直す事を提案していますが、東洋医学的にも言える事なんですよ。
是非、東洋医学的な考え方も参考にしてもらえると嬉しいです。
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