院長のひとり言

【妊活ポイント】妊娠に適した体になる為のコツはありますか?

妊娠に適した体になる為のコツはありますか?


【妊活ポイント】

不妊治療がうまくいっていない、毎月リセットで気持ちが落ち込む、そして不安、イライラ、焦り、心配、後ろめたさと、今すぐにでも自分の心の中から払拭したい感情が渦巻きますよね。

そう、このようなストレスの積み重ねが不妊の大きな要因になってしまっているんです。

また、早くそこから抜け出したいという気持ちの時は理由もなく速い動作をしてしまっているものです。



これは自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になってしまっている状態。

不妊症の人の多くが交感神経優位な状態になってしまっています。

交感神経が優位になると抹消の血の巡りが悪くなり、内臓の働きも低下します。


交感神経の緊張状態が続くと、心身の興奮、血管の収縮による血流障害が起こっていると、卵子や精子をつくる生殖細胞は働きにくくなっているんです。

また、ホルモンの分泌にも影響が大きい為、ホルモンバランスも乱れてしまいます。

では、その状態を改善する為にはどうすれば良いのか。


副交感神経の働きを高める事が重要。

その為に、いつもの行動を、更に「ゆっくり」する様に心掛けてみましょう。

・いつもよりも、「ゆっくり」と歩いてみる

・いつもよりも、「ゆっくり」と食べてみる

・いつもよりも、「ゆっくり」と話してみる

・いつもよりも、「ゆっくり」と呼吸をしてみる

・いつもよりも、「ゆっくり」と動いてみる



不妊症を改善する為、副交感神経を高めるのに効果的な方法こそが「ゆっくり動く」なわけです!

副交感神経の働きは、男性が30歳・女性で40歳を目安にグッと下がってきます。

ストレスを多く感じている人は交感神経が高まりやすい「早い・浅い呼吸」をしがち。

日常の様々な行動を「ゆっくり」行う事で、呼吸が自然にゆっくり深いものに変わります。


「深い・ゆっくり」呼吸は副交感神経の働きを高め、自律神経が整う。

その為、呼吸をゆっくりにする事で自律神経が整い、血流が良くなる事で体の隅々に質の良い血液が流れやすくなります。

そして・・妊娠体質になれるんです。



また、腸は副交感神経とダイレクトに関係しています。

食事で腸内環境を整えるのも大切ですが、この副交感神経の働きを上げる事も、同じくらい大事なんです。

胃腸が活発に働けば腸内環境が整い、体に溜まった毒素も排出できるようになります。


あなたが「ゆっくり」を意識した生活を送る事が妊活のポイントにもなってきます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。


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