たるみの東洋医学的みかた
東洋医学では老化(たるみ)と一番関係が深い臓器は「腎」になります。
まず腎を丈夫にする事から、たるみの予防を行います。
腎(生命に関係した先天の気)を元気にする事は生命維持を回復する事。
人は生命維持が一番大切ですから、腎が弱っていると生きる為のエネルギーを最優先とし、美容に必要なホルモンバランス、お肌の維持には手が回りません。
また、東洋医学の脾胃の作用が落ちると吸収や代謝の能力が低下してしまい、栄養がいきわたらず筋肉がおち、肌のハリが失われ、たるみが生じます。腎や脾胃を補う為には食生活を正しく、生ものや冷たいものを控え、食べすぎに注意して胃腸への負担を軽くする事を心がけましょう。塩分の取らなさすぎも体を冷やしやすくしますのでバランスよく取りたいですね。胃腸を元しっかり働かせる事で元気をつけ(益気)、いきいきとした血を全身にめぐらせる事がたるみ予防につながるのです。