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HOME > 院長のひとり言 > アーカイブ > 2018年4月

院長のひとり言 2018年4月

受精卵の成長と流産の可能性

受精卵の成長スピードと流産の可能性は関係があるんです。

体外受精を受ければ、分割胚移植、胚盤胞移植に関わらず受精卵の成長具合をチェックしますよね。

この際に受精卵の成長が遅いと流産率は上がるという傾向にあります。

逆を言えば、着床できない、成長できない卵だったので成長が遅いと言えるんです。

この場合、病院側としては出来る限りの事はしなくてはいけない為に黄体ホルモン補充(膣座薬と錠剤)などを続けますよね。

うまく育ってないからP4は上がっているし、この場合は薬をやめた途端に下がってしまいます。

こういった数値もうまく上昇しないのもやはり、受精卵の質がよくなかったといえるんです。

このような受精卵を無理に移植しても着床しない事がほとんど。

なので無理に上げても仕方ない事もあるんです。

実際に画像でみた場合に受精卵の形は綺麗、フラグメントもなく、グレードもよい!

それでも受精しない事も…

これが目に見えない卵子の質も問題と言えるんです。

1つとして、不妊治療を低刺激、無刺激でやる場合、胚盤胞まで育てるのは不要な移植を避ける為に必要な時もあります。

胚盤胞にいくかどうかは卵の状態次第なところもありますが、初期流産をしないようにするんであれば胚盤胞まで育てるのもありなんです。

この場合は新鮮胚移植でいいし、自然採卵でいいと思いますよ。

とは言え、不妊治療を受けるなら、妊娠を意識したのなら体質改善、卵質改善はやって欲しいんです。

その上で1つ1つの卵子を大切にして、不必要なホルモン補充や検査は避けて欲しいと思います。

元々の1つの卵子のエネルギーを10とした場合、そのエネルギーをホルモン補充によって無理矢理作った卵子に分けるわけです。

10のエネルギーが受精、着床に必要なはずなのにそれをわけてしまえば1個1個の質は落ちてしまうんです。

不妊治療って結論を急ぎ過ぎない事が大切なんです。

急がず、焦らず、無理をしないが鉄則。

体に無理な事をすればそれはリバウンドとなり、より悪化していまいます。

これはダイエットをやった事がある人はよくわかるのではないでしょうか。

過度な運動や食事制限をして痩せると、一時的に結果は出るかもしれませんが、リバウンドしてより太り、痩せにくくなってしまう。

これと一緒ですね。

このような事って病院では教えてくれないし、卵質改善の為の妊活をどのように進めていくか、本当に妊活のやり方があっているのかって疑問もありますよね。

是非、知識を得る為にも講座に足を運んでくれると嬉しいです。






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チョコレート嚢胞について考える

チョコレート嚢胞について考える



チョコレート嚢胞について考えていきましょう。

不妊治療の検査を受けてみると卵巣にチョコレート嚢胞がある、あるいは血液貯留があると指摘されたことがある方って意外といると思うんですよ。

そもそも、チョコレート嚢胞は子宮内膜症の一種になります。

また、卵巣チョコレート嚢胞は広い意味で卵巣嚢腫の一種にもなります。

卵巣嚢腫とは卵巣の中に液体が貯留した状態のことを言います。

貯留物は水に近い成分や粘液、血液、脂肪のような成分の場合などいろいろな種類があり、時にはがん細胞が見つかることもあるんです。

で、今回はその中でチョコレート嚢胞についてお伝えしていきますね。

卵巣チョコレート嚢胞は子宮内膜症により卵巣の中に血液が貯まっている状態。

古い血液がチョコレート色に見えるのでこのような名前で呼ばれています。

チョコレート嚢胞は進行すると腰痛や排卵痛・性交痛・排便痛・下腹部の張りなどの症状が現れるようになります。

20~30代前半の方では嚢胞がそれほど大きくない場合には経過観察になりますが、なるべく早期の妊娠が望ましいですよね。

嚢胞がある程度大きい場合には手術を行った後で早期に不妊治療を開始という流れになる方もいらっしゃいます。

30代後半~40代の方であれば、なるべく不妊治療を優先し、手術をすぐには行わず、嚢胞が一定サイズを超えた場合に早期の手術の実施となるのが一般的ではないでしょうか。

けれど、チョコレート嚢胞の手術は癒着部分を剥がす際に正常部分まで損傷を与えることが多く、著しく卵巣機能を低下させることもわかっています。

この為、年齢によって優先順位が変わるわけです。

月経のときの出血は腟から外に出るだけでなく、卵管を逆流してお腹の中にも排出されています。

この月経血中に剥がれ落ちた子宮内膜も含まれていて、この一部が腹膜にくっついて増殖するのではないか?というのが有力な説の1つなんです。

発症原因は未だ解明されていませんが、一旦発生してしまうと病変は正常の子宮内膜と同様に女性ホルモンの影響をうけて増殖、悪化を繰り返していきます。

この事から女性ホルモンであるエストロゲンが影響していることは確かですよね。

ホルモンバランスが関係しているなら基本的な生活習慣の見直しが必須になります。

体質改善は卵質改善であるという事は常にお伝えしていますが、卵子の質を高める為にもホルモンのバランスを整える事は必要です。

できるだけ規則的な生活習慣を心がけ、運動、食事、睡眠を見直して下さいね。

適度な運動は代謝を上げ、全身の血流をよくし、月経時の出血もスムーズに行われやすくなります。

運動で筋肉を動かすとエネルギーを消費して過剰な脂肪を燃焼させるというのは皆さんがご存知の通りですが、その他にも筋肉は全身にメッセージ物質を出すことによって体の状態を正常に保つという事も分かってきています。

内分泌器官以外のホルモン産生臓器の仲間に
骨格筋も入るんですよ。

なので、運動不足や姿勢の悪さで筋肉量が低下するとホルモンバランスは崩れてしまうんです。

骨格筋がホルモンを産生しているなんて イメージできないかもしれませんが、運動をして筋肉量が上がると自律神経が整い、ホルモンバランスが安定してくる事からも筋肉は大切だという事は知っておいて下さいね。

なので、無理なく続けられる運動を取り入れ、良い姿勢を意識して骨格筋も鍛えていきましょう。

また、同時に食生活の見直しも行ってください。

乳製品などの脂肪分をとりすぎると、チョコレート嚢胞は悪化しやすいともいわれています。

普段から好んで食べている人は注意して下さいね。

参考にしてもらえると嬉しいです。

妊活は独自になりやすく、実は必要ない事や方向性が間違っている事もあります。

結果、時間もお金も無駄にしてしまいますので是非、メルマガに登録したり、直接、講座に足を運んで正しい妊活の知識、不妊治療の進め方を学んで欲しいと思います。




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多嚢胞性卵巣について考える

多嚢胞性卵巣について考える

多嚢胞性卵巣について考えていきたいと思います。

不妊治療を開始した方で診断を受ける方も多いですね。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、若い女性の排卵障害では多くみられる疾患で、卵胞が発育するのに時間がかかってなかなか排卵しない疾患です。

自覚症状としては、月経周期が35日以上、月経が以前は順調だったのに現在は不規則、にきびが多い、やや毛深い、肥満などが挙げられます。

PCOSの場合、超音波で卵巣をみると10mmくらいの同じような大きさの卵胞がたくさんできていて、それが卵巣の外側に1列に並び、なかなかそれ以上大きくならないという特徴があります。

この状態をネックレスサインとも呼んでいます。

では、どうして排卵がうまく行われないのかが問題ですよね。

原因は完全には特定されていないのですが、1つの原因として、卵巣内の男性ホルモンが多いことが挙げられています。

自覚症状のにきびや毛深いなどは男性ホルモンが高いことによる症状と言えるんです。

では、男性ホルモンを高くさせている原因は何なのか。

脳から出ているLH(黄体化ホルモン)の影響、血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用になるんです。

これらが正常な状態より強く卵巣に作用している事が原因で男性ホルモンが局所的に上がっていると考えられています。

ですからPCOSの方は生理中の血液検査で脳から出るゴナトロピン(LHとFSHのこと)を検査してみると、LHがFSH(卵胞刺激ホルモン)より高くなるという特徴があるんです。

また、血中の男性ホルモンの値も軽く上昇していることもありますよ。

LHが上がる要因としてインスリンが関与している可能性があるなら、糖質は控えていく事が必要ですよね。

女性が大好きなパン、パスタ、スイーツなどは妊活においては気をつけなくてはならない食品なんです。

特にPCOSの方は是非、糖質を減らす努力をしで下さいね。

PCOSは現在なっている1つの体質であり、年齢とともに排卵障害は強くなるので、少し早めに体外受精をすすめられることも多いと思います。

年齢と共に卵の質はやや下がるとはいえ、しっかりと体質改善を進めていき、質の良い卵子、受精卵にしていけば妊娠、出産も大丈夫ですよ。

体質改善、卵質改善には時間は少しかかりますが、根気よく続けていくことが大事ですよ。

参考にしてもらえると嬉しいです。



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不育症について考える

不育症について考える



今回は不育症について考えてみようと思います。

妊活をしていると不育症という言葉を耳にする機会もありますよね。

不育症は一般的に3回以上流産を繰り返すことをいいます。

妊活を頑張ったり、ツライ不妊治療を経験し、喜びの妊娠から流産になってしまうことは1回でも相当なストレスがかかりますよね。

それが繰り返されると精神的にも相当な負担がかかります。

流産の原因は60~80%は染色体異常などの胎児側の因子と言われていました。

それらは繰り返される事は少ないとも言われいましたが、年齢とともに染色体異常などの胎児異常は増加する事はわかっています。

年齢別の流産率は平均で15%、35歳で20%、40歳で40%、42歳で50%といわれています。

その他の母体側の因子として、自己抗体などの免疫異常や血液凝固の異常などもあり、それらは病院で調べることも必要かもしれません。

とはいえ、少し前までは2回流産された方が何もしないで再度妊娠されたときの妊娠成功率は80~90%ともいわれていました。

しかし、昨今はこの不育症、流産の確率が上がっているように感じています。

僕たちはそれを卵子の劣化の問題だと考えているんです。

卵子は年齢と共に老化していく事は当然あります。

しかし、3回以上の流産が続いている場合、染色体の異常よりも卵子自体の質の低下が不育症、流産を繰り返してしまう問題といえるんです。

今から90年程前は40歳での出産、45歳以上の出産は当たり前の事でした。

けれど、現在は40歳は高齢出産、45歳以上では超高齢出産などとも言われる事があります。

現在と90年前では何が違うのでしょうか。

それが卵子の質の低下。

老化ではなく、劣化というものなんです。

では何故、卵子の劣化を招いてしまっているのか。

これは社会的な背景、生活習慣の変化が一番の問題と考えられるんです。

90年前に比べ、食事、運動、睡眠のバランスが崩れている事により、妊娠、出産までいきつく体の状態、卵子の質ではなくなってきているという事。

妊活は体質改善をする事と常にお伝えしています。

体質改善=卵質改善→妊娠体質

これをしっかりと腑に落として下さい。

いくら技術が発達し、受精、着床までもっていけても母体の状態、卵子の質が悪ければ出産まではいきつけません。

不妊治療を受ける、受けないに関わらず、妊娠を意識したら、まずはご自身の体に目を向けて下さい。

それが、出産までいきつく最短ルートだから。

あなたの前に道はありません。あなたが歩んだ後に道ができるんです。

正しい道だったかどうかは結果が示してくれるはずですよ。


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排卵痛の時がタイミング?

排卵痛の時がタイミング?



排卵痛の時はタイミングを取るべき?

これまた、都市伝説的に言われる事があるのでお伝えしたいと思います。

排卵痛があったから、今日、排卵かな?

よし、タイミングをとろう。

このように考えたりしてませんか?

排卵痛そのものは必ずしも排卵の合図だとは言い切れないんです。

勿論、排卵痛は排卵に関係していますので、普段の時より妊娠確率が高いといえなくもないのかもしれません。

ただし、卵子の寿命は24時間以内、受精可能時間は排卵後約6〜8時間とも言われていますので、排卵後しばらく経ってから感じる排卵痛の後でタイミングをとっても既に遅いんです。

また、精子の受精可能時間は射精後約5〜36時間といわれていますので、できることなら排卵痛を感じる前にはタイミングをとってもらいたいんです。

排卵予定の2日前からの3日間がタイミングをとるには最適とお伝えしていますが、さらに可能性を上げるのならば、3日間、連続でのタイミングが確率は上がりますよね。

で、話を排卵痛に戻して少しお伝えしますね。

排卵痛には個人差があり、生理痛のように下腹部全体がズーンと重くなる痛みを感じることもあれば、チクチク・ピリピリという軽い痛みが現れることもあるんです。

左右どちらの卵巣で排卵が起こるのかによっても痛みが現れる場所も変化します。

まれに腰痛や頭痛といった症状が出ることもありますよ。

また、排卵痛にともなって排卵出血が起こると、おりものに少量の血が混じることもあるんです。

排卵時のありものは粘り気があり、そのおりものに血が混ざるのでピンク色に見えることがあります。

そもそも、医学的にも詳しい部分まではわかっていない事が多いのですが、排卵痛を引き起こす原因はいくつかあると考えられています。

排卵痛は排卵が起きる瞬間だけに起きるものではないんです。

まず、排卵前から痛む場合、卵胞の発育にともなって痛む事があります。

排卵時に痛む場合もあり、これは卵胞の殻が破れるときに痛みを伴う場合です。

排卵後に痛む場合は卵胞が破れた箇所が出血し、腹膜を刺激している事で痛みを感じます。

また、排卵後に卵胞内に血液がたまって痛む事もあるんです。

このように排卵痛と言っても排卵前、排卵時、排卵後と理由が違うんですよね。

これを少し中医学的にみてみると排卵は排出と言えます。

排出に関わるのは「肝」で、肝の働きが弱っていると排卵や生理もうまく行われないと考えます。

この「肝」の機能が低下してめぐりが悪くなる原因には、ストレス、生活の乱れ、食生活の偏りなどがあります。

実際には排卵痛の原因は解明されていませんが、中医学的な考えも合わせてみると排卵痛にはホルモンバランス、食生活と生活習慣や血行不良などが要因となっていることが分かりますよね。

痛みを感じる時はできるだけ血管を収縮させる原因となる冷えやストレスを避ける事は勿論のこと、カフェインの摂り過ぎにも注意が必要ですよ。

リラックスできる環境を整えて痛みの悪循環を引き起こさないようにして下さいね。

参考になれば嬉しいです。





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排卵は左右の交互に起こる?

排卵は左右の交互に起こる?



排卵は左右の交互に起こる?って本当?

排卵は左右交互にされるって話、たまに耳にしますよね。

今月右だったから、来月は左とか。

けれど、先月の排卵痛は左だったのに、今月も左の排卵痛があるんだけど病気かな?とか。

私は卵巣を1つとっているので排卵は2ヶ月に1回ですか?とか。

けれど、これは間違い。

ネットや不妊治療のQ&Aなどでも書かれていたりしますが、正確な情報がネットに書いていない典型かもしれません。

そもそも排卵が起こる機序は、数万から数百万の原始卵胞の中で、黄体期(高温期)に次の周期に排卵する候補が決められるんです。

この数がだいたい20〜30個と言われています。

さらに月経期に下垂体からのFSHの分泌に反応する卵胞の中でも最も優れた卵胞の1つが主席卵胞として排卵されるんです。

排卵は自然周期でも月に1つでなかったり、無排卵であったり、極たまに2つ排卵することもあるんですよね。

採卵をした経験がある人は分かると思いますが、採卵の際に排卵誘発剤を用いると複数の卵胞が発育、排卵しますよね。

主席卵胞以外の2つ目以降の卵胞は候補の2番目以降の卵胞です。

つまり、左右の卵巣もランダムに候補が決まり、その中からまたランダムに発育して、選択されるんです。

だから排卵する卵胞は右の次は左とは限られず、交互に起こるなんてありえないんです。

最近では右側の卵巣からの卵子の方が妊娠しやすいとか、良い卵子が取れやすいというデータもあるみたいですけど、これも絶対的なことではなく、左からの卵子で妊娠する事も普通にありますからね。

ではなぜ、右の卵巣の方がという話をになるのかを考えてみると、体の構造上かもしれませんね。

下腹部以下の左側って血管の構造上、つまりやすかったり、血流量も少し少ない影響で、排卵のトータルでいうと右の方が育ちやすいと言われてもいます。

卵巣は左右に1つずつあり、どちらもそのすぐ上を静脈が通っているんですけど、実は左右で静脈の流れ方も違います。

よってそれによって、左右の卵巣の環境も違うんですよね。

右の卵巣静脈はダイレクトに一番太い下大静脈にスムーズに流れ込みますが、左の卵巣静脈は下大静脈にダイレクトに流れず少し距離がある腎臓からでる腎静脈に複雑に合流した後、下大静脈に流れ込むんです。

この左の静脈の複雑な経路のために左の卵巣静脈はうっ血を起こしやすく、そのため
より左の卵巣の方が循環が多少悪いかもしれませんね。

この事から右の卵巣からの排卵の方が妊娠しやすいというイメージがついたのかもしれません。

ともかく、左右いずれの卵巣からでも、排卵してくれる環境を整える事が妊娠には大切なんですよ。

ネットなどの情報に惑わされずに正しい妊活を進めて下さいね。


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妊活と男性側のセックスレス

妊活をしていると男性側のセックスレスも問題になりますよね。

今回は男性側からのセックスレスについて、少しお話したいと思います。

男性がセックスに積極的になれない理由、第1位が「仕事で疲れている」であると言われています。

妊活生活を長く続けていると、子作りの為の作業と言う感じになってしまい、「気持ちが燃え上がる」「好きという感情をぶつけたい」などといったことは残念ながら減っていってしまいます。

意外と男性はメンタルが弱く、妊活が元でEDになってしまうこともあるんです。

これではエッチをする機会が減っていくのは当たり前ですよね。

体をみても、細胞は無理やりに刺激を入れて修正させようとすると必ず反発するんです。

誰だって嫌なことをやらされたら、強制に感じたら、やっぱり反発しますよね?

これって、タイミングを取ることも同じことなんです。

そこで、ちょっとしたコツですが、排卵日を相手に教えないのも1つの手なんです。

セックスレスだから旦那からは誘ってくれなし、排卵期じゃないとタイミングがとれない思っている人もいるとは思います。

だからこそ悟られずに自然と誘う環境作りをしていく事も大切なんです。

旦那さんに対して、何もやってくれない!ではなくて、まずは自分から何かをしてあげることが大切なんです。

本当に些細な事なんですよ。

付き合っている時って少なからずそう言った事をしていましたよね。

そこで、気分を変える為にも場所や遊びに工夫を入れてセックスの頻度を上げる事もおススメ。

いつも子作りの為だけのタイミングではダメですよ。

セックス以前に夫婦のコミュニケーションを見直すことに改善策があるといえるんですね。

参考にしてもらえたら嬉しいです。



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低温期が長いのは何故?

低温期が長いのは何故?



低温期が長いのは何故?って疑問を持った事ありますよね。

妊活をしている人の多くは基礎体温ってつけていると思います。

今回は低温期が長い状態の時に体の中でどんな事が起こっているのか、低温期が長いと妊娠に影響はあるのかどうかという事をお伝えしますね。

実際、人によって低温期や高温期の長い短いなどサイクルの違いってあるんですよね。

低温期の日数には個人差はあるんですけど、一般的な生理周期である28日を基準にすると、14日程度が理想日数と言えるかもしれませんね。

ただ、あくまでも目安であって、それより1~2日程度長いときや短いといった多少の誤差なら、とくに心配ないですよ。

それ以上に低温期が長いという方のほとんどは、排卵の遅れによるものが考えられるんです。

基礎体温は排卵時期前後から高温へと移行しますよね。

そのため、排卵が遅れると低温期の日数が延びるという事になりますよね。

低温期が長くなる理由としては卵胞や卵子を作る働きを持っている卵巣の働きが低下している事が考えられす。

僕が施術をしている時も変化が見られなく、低温期が1ヶ月程度続くようなサイクルが繰り返されしまう場合は卵巣機能の低下を疑うんです。

高温期がなかったり、短かかったり、低温期と高温期の差が小さい場合は無排卵の可能性も考慮しています。

無排卵月経の場合も、低温期が長いという特徴が見られるんで、排卵が行われていない可能性があるんです。

これらは卵巣機能の低下やエストロゲン不足によって卵胞の発育が遅いという事がわかります。

排卵がスムーズにいかない、または無排卵の状態では、排卵によって多く分泌されるはずのプロゲステロンも分泌されません。

プロゲステロンは高温期を維持し、妊娠しやすい子宮環境を整えてくれるホルモンです。

卵の発育遅延や無排卵の状態ではプロゲステロンが分泌されないため、なかなか高温期に移行せず低温期が続く原因となるんです。

卵巣の働きが低下する原因としてはストレスや生活習慣の変化があり、卵巣機能の低下により排卵されないという事が起こってきます。

また、冷えなどによる血行不良によって子宮や卵巣の血流も不足してしまい、卵胞の発育が遅くなります。

卵胞の発育が遅いと低温期が長くなり、生理開始日から排卵するまでに時間がかかるんです。

実は夜更かしなども卵巣の働きを低下させる原因になると考えられますよ。

一般的に卵胞や卵子は夜中に成長するとされています。

夜遅くまで起きていると卵胞や卵子を育てるために必要な血液が、卵巣へ十分に運ばれませんから、卵巣機能の低下が疑われます。

生理周期を整える為にまずは低温期を正常化していく事が必要かもしれませんね。

卵巣機能を向上させる為にも生活習慣の見直しは必須です。

毎日、運動はしていますか?

食事は質の良いものをバランスよく、添加物を取らないように意識していますか?

睡眠時間は確保できていますか?

是非、参考にしてもらえると嬉しいです。


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生理周期の乱れと四季や気温差

生理周期の乱れと四季や気温差



生理周期の乱れと四季や気温差って凄く関係しています。

妊活をしている方は生理周期の乱れって気になりますよね。

タイミングをとるにしても、採卵をするにしても。

実際、生理周期が乱れることは天候によっても、季節変化によっても普通にあるからそこまで気にし過ぎなくってもいいんです。

その時の体調のバロメーターと言えるかもしれませんね。

とはいえ、生理周期は安定している方が安心ですよね。

これからの時期(梅雨で、しかも暑い)は乱れやすくなったりもします。

また、今年は特に寒暖差が大きいので体調管理や服装も難しいですよね。

暖房のつけ過ぎはよくないとか、冷房はよくないとか、なるべく自然にしていた方が良いと思って頑張りすぎてませんか?

今の時代、昔と比べても自然じゃないんですよね。

気候が変わってる。

都会ではアスファルトで囲まれている。

だから自然にこだわり過ぎない事も必要なんです。

これからの時期はむしろ、クーラーを入れたり、除湿をかけたりした室温の方が昔の自然に近いんですよ。

寒暖差疲労などで体調を崩したりしてしまえば生理は乱れますから、温度設定は生理周期を安定させる為にも実は大事だったりしますよ。

冷房、暖房に共通して言える事は、すごく涼しい(寒い)所から、有り得ないくらい暑い所へ。

また、すごく暖かい所から一気に寒い所へ。

この気温差が自律神経の機能を狂わせてしまい、生理周期を乱す原因にもなっているんです。

体にとっては”有り得ないくらいの暑さ、寒さ”ではなく”有り得ないくらいの気温差”なのです。

自律神経の切り替えが上手くいってないと生理周期の安定もしないですからね。

季節に合わせた服装や室温管理をして体調を整えて下さい。

参考になれば嬉しいです。



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人工受精を効果的に受けるなら

人工受精を効果的に受けるなら知っておいて欲しい事があるんです。

不妊治療を行っている方の多くがステップアップの名の下、人工授精をすすすめられますよね。

でも人工受精は受ける必要がない方が殆どなんです。

人工受精は受けるべき人と受ける必要のない人がいるという事は是非知っておいて下さいね。

なので、人工授精を5回も6回も、また10回以上やったりする必要はないですよ。

けれど、もし人工授精を受けるなら、より効果的に受けるたいですよね。

妊娠しやすい時期は排卵2日前と言われています。

なので、人工受精を受けるなら前後を通常のタイミング法でサンドイッチしちゃいましょう。

人工授精を受ける前の日と次の日にタイミングをとるってことですね。

実際、人工授精周期の排卵前後にタイミングをとるのは妊娠率の向上につながるという事で論文も発表されています。

この論文ではAIHのみのグループ、AIH前後にタイミングも並行して行ったグループに分けて妊娠率を比較した論文です。

結論は、妊娠率は9.1% vs 19.9% でタイミングを並行して行った方が妊娠率が高い傾向がみられました。

妊娠がもっとも期待できるのはLHサージが確認でき、かつ排卵前後に性交渉をし、AIH実施後に排卵が確認できた場合という事になります。

参考にしてもらえると嬉しいです。



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