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院長のひとり言 2018年5月

オーガズムと受精率

オーガズムと受精率



妊活や不妊治療をしていると、どうしても子作りの意識が先行してしまいませんか?

性行為の事も妊活や不妊治療ではタイミングと呼びますよね。

けど行為自体はセックスと変わりありません。

実は女性の強い性的刺激、オーガズムによって妊娠の可能性はアップすると言われています。

オーガズムの中枢は脊髄神経と仙髄の神経根という所にあり、脳に行く経路は前戯による直接的刺激で性中枢を刺激する経路、雰囲気や環境による感覚的刺激が大脳を通って性中枢への刺激となる経路です。

性的な興奮や刺激により骨盤内の血流量も増加しますし、脳内のホルモン分泌が増えるんです。

そうする事で女性の卵胞はよりいっそう成熟し、子宮頚管粘液という精子を子宮内に導く粘液の分泌も増え、これによって子宮頚管内は妊娠にとって好ましい状態が出来上がります。

妊娠しやすいセックスにするには場の雰囲気を整えた上で、女性への前戯も十分に行われるのが理想という事ですね。

人工授精で行われる動物実験でも、前戯をした方と前戯なしだった方では妊娠率が20~30%も変わるという結果があります。

実は人工授精の成功率が低いのも、この事が関係していると言われています。

だって人工的に処理した精子を入れるだけですからね。

それなら自分達で行うセルフシリンジ法の方が女性がオーガズムを感じる事もできますし、確率は高くなるわけです。

また、オーガズムにはスムーズな排卵を促す働きもあることもわかっています。

人間はカラダのリズムに合わせて卵胞期の最後に自然と排卵が行われる自然排卵動物と呼ばれています。

しかし、排卵日の前でも強い性的刺激で脳からホルモンが分泌されて排卵することが十分にありえるんです。

排卵期狙いだけのタイミングではなく、普段からセックスとして性行為をする方が排卵されたばかりのフレッシュな卵子と精子が出会い受胎率がアップするんですよ。

セックスの快感って女性を綺麗にするといわれますが、これはホルモンバランスが整う事が要因。

受精に向けて体を良い環境にする為に感じる事、オーガズムに達する事が大切なんです。

けれど、どうしても妊活や不妊治療をしていると義務的になったり、盛り上がりに欠けたりしますよね。

そんな状態では女性のカラダもココロも準備が整っていないんです。

また、ご主人に今日は排卵日だからよろしくね!とプレッシャーをかけてしまい、うまくいかないなんて事も。

でも、実は受精のためにはお互いが性的快感を感じ、肉体的にも精神的にも受け入れ状態を整える事が大事です。

子作りだからと排卵日付近に挿入して射精しておしまいというセックスではなく、お互いが快感で満たされるようなセックスをすることが妊娠への近道かもしれませんよ。

セックスがいつも同じ環境、子作り意識でマンネリしていたり、気持ちよさは二の次になってしまっていたという方はちょっと意識を変えてみて下さいね。

参考になれば嬉しいです。


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遺残卵胞と調整周期

遺残卵胞と調整周期



体外受精を受ける為に採卵した後はソフィアAやプラノバールなどのピルを処方されることがあります。

これって何のためなの?って思った事ありませんか?

自然な妊娠では卵胞は1個しか育ちません。

しかし、体外受精ではホルモン剤を使用して卵巣に数個の卵胞をつくらせて大きく育ったものを採卵します。

その過程で、どうしてもとりきれない卵がでてきてしまうんです。

仮に目視で小さいものまで全て根こそぎ採卵したとしても目で見える範囲ですし、ホルモン剤は少なからず全ての卵胞に影響を与えています。

採卵後の卵胞は黄体へと変化していきますが、クロミッドを服用していた周期では黄体になった卵胞以外の小さな卵胞にもホルモン剤の影響が残っています。

この卵胞が次周期にFSHの作用を受けて中途半端に成長していく事があり、これを遺残卵胞といいます。

遺残卵胞があると新しい卵胞の成長を妨げてしまうほか、成長したでも空砲、受精機能のない卵胞の可能性が高いため、遺残卵胞が消えるまで体外受精を見送ることが多くなります。

遺残卵胞は黄体ホルモンが十分にないことが理由の1つとも言われています。

採卵後の卵胞は黄体に変化し、黄体からはエストロゲンとプロゲステロンというホルモン分泌されています。

採卵後に処方されるソフィアAはプロゲステロンとエストロゲンの混合薬になるんです。

その為、採卵後にソフィアAを服用する事でプロゲステロンとエストロゲンを直接補充することにより、本来の黄体から出ているよりも多くのプロゲステロン・エストロゲンの量となります。

そうすると脳は黄体ホルモンが充分にあると判断し、下垂体からのFSH・LHの分泌を抑制します。

FSHやLHが出ないければ卵胞は育ちませんから結果的にクロミッドの影響で黄体期に残っていたその他の卵胞も、FSHが抑えられる分、育つことができなくなり退縮するんです。

排卵を一時的に抑制すれば、遺残卵胞ができる確率も下がりますし、卵巣を休ませることで少し乱れた卵巣の機能や状態がより良い方へ回復する手助けをするということではないかということですね。

遺残卵胞は排卵誘発剤を使った周期に起こりやすいとされていますが、すべてが解明されているわけではなく、なぜ遺残卵胞ができてしまうのかは、いまだはっきりとは分かっていません。

不妊治療は長くなればなるほど、様々な薬を服用したり、注射や処置を行ったりすることで体にも負担がかかっています。

もともと卵巣機能が低下している場合は排卵誘発剤の後、ホルモンのアンバランスを起こしやすい傾向にもあるんです。

通常は1〜2周期でもとに戻りますが機能低下が著しいとアンバランスなままでいずれ閉経なんて事にもなってしまいます。

不妊治療を行っていると毎月の排卵や卵胞の数、さまざまな治療のタイミングなどが大切になります。

そのため1周期治療を見送るとなると、焦りを感じてしまう方もいらっしゃると思います。

けれど、体のバランスを整える事は結果的に良い卵子を育てる事につながります。

焦らずに次の周期にベストな状態で挑めるように体質改善をしっかり意識して下さい。

体外受精を受ける際は多少のホルモン補充は仕方のない部分ですが、極力少なくした方がいいですよね。

ただ、体質改善が進んでいれば体が自分で微調整はしてくれるように働きますから、病院任せにせずに体質改善をする事で少しずつでもご自身の妊娠力、自己治癒力を高める努力をして下さいね。

参考になれば嬉しいです。







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鍼灸治療は不妊治療や妊活をサポートできるのか

鍼灸治療は不妊治療や妊活をサポートできるのか



不妊治療を受けている、これから妊活を始める方で体質改善、卵質改善の選択肢の1つとして鍼灸を取り入れる人はまだまだ少ないのが現実だと思います。

鍼灸治療、特に中医学的な考え方が何故妊活に向いているのか。

それは不妊が病院ではないという事が関係しています。

西洋医学は病気やケガの元になっている箇所について治療をしますが、中医学ではその人自身を見て全体的なバランスを整えることで治療が進められます。  

鍼灸治療では生体機能の調整、自律神経系の調整、血行の促進、免疫力の活性化といった、人が本来持っている能力、自己治癒能力を正常に機能させる環境を整える事ができるんです。

自己治癒力を高め、体が持っている潜在能力を本来あるべき機能に戻す事が子孫を残す、妊娠できる体という事につながります。

また未病治の考え(病気になってしまう前に身体の不調を整え、未然に防ぐ事)に基づく体質改善は、結果として妊娠への近道となっていくと考えています。

不妊、未妊の状態って現時点の体の状態では妊娠の準備が不足していると考えられます。

今までの人生、生活習慣を変えていく事なので、どうしても短い道のりではないかもしれません。

その為、一度や二度の鍼治療で体質を改善させるという根本的なことは達成できるものではありません。

しかし、鍼灸を取り入れた体質改善に取り組む過程で調子の悪いところを改善させながら体調管理を進めていくことにもなるので、やがていろいろなところの調子が良くなっていくという全体的な効果も期待できるんです。

鍼がなぜ効果があるとされているのか、どのような効果が働いているのかには、実は諸説あります。

一般的に知られているのは、刺した鍼の刺激による免疫系や自立神経系、ホルモンなどの内分泌系への働きかけによって鎮静効果や自己免疫力の向上です。

これらの他にも鍼刺激によって与えられる影響として、筋肉の緊張が緩んで血液の巡りが良くなること、末梢神経による痛みの信号を遮断する、痛みを抑えるためのエンドルフィンが脳内に分泌されるなどの説と様々な効果があります。

血行が良くなることで造血作用が促進されますし、免疫物質が血液内に分泌されます、そして自律神経系が整う事でホルモンバランスもよくなる効果もあり、妊活に必要な体質改善、卵質改善の要素をほとんどカバーしてくれています。

自然界では優秀な遺伝子を次世代、次世代へと受け継いでいくことで過酷な自然界に対応できるように子孫を残します。

人も同じで、自分の体の状態が良くなければ、その遺伝子を残す準備ができていないという事がいえるんです。

出産はとても大変な行為で一生のうちに何回もできる行為ではありません。

自己治癒力(妊娠力や再生力)は数値や画像ではあらわせない、みなさんの体に備わっている根元的な力です。

自己治癒力がしっかり働いている体では健康的な卵子が育ち、自然に妊娠していきます。

ホルモン補充、人工授精、体外受精などの不妊治療は妊娠のプロセスの一部分を人の手で補助する補完医療です。

勿論、必要な人にとっては妊娠の可能性を高めてくれる素晴らしい医療に変わりありません。

しかし、自己治癒力が低下してしまっては、たとえホルモンなどを補充しても、なかなか良質な卵子は育ってくれません。

長い時間をかけて低下してしまった自己治癒力は、ご自身の努力だけでは回復が難しい場合もあります。

そんな時こそ体質改善、卵質改善の為の鍼灸治療は自己治癒力を回復し、卵子の質を上げる手助けができると考えています。

自己治癒力、妊娠力をしっかり働かせ、卵胞、卵子の発育プロセスがスムーズに進み、受精可能な良質の卵子を形成する為に鍼灸を通じた体質改善も選択肢してもらえると嬉しいです。




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着床と免疫の関係

着床と免疫の関係



アレルギーが免疫系の過剰反応だと言う事は皆さんご存知ですよね。

実はこのアレルギー反応って妊活、不妊治療においても大切な要因になるんです。

卵子は女性の細胞の1つですが、受精卵の半分は旦那さん由来なので体からすると異物と判断できるんです。

この事から言える事は、子宮内膜の免疫細胞が過剰に反応すれば受精卵を異物と判断して攻撃してしまうという事。

子宮内膜でインプランテーションウインドゥ(着床の窓)と言われる着床時期に関係すると考えられる免疫系があります。

これはTh1/Th2と呼ばれる2種類のリンパ球のバランス、そしてTreg/Th17というリンパ球のバランスと言われています。

この4つのリンパ球がバランスよく関係性を保つことができれば、着床の窓が開く時期を延長したり、適切な時期に開くようにできる可能性があるんです。

Th1/Th2のバランスは自律神経が大きく関係しています。

交感神経が優位になるとTh2が増え、副交感神経が優位になるとTh1が増えることが最近の研究によって分かってきました。

Th1が強くなりすぎると、精子や受精卵に対してリンパ球が攻撃をするんです。

不妊の原因となる抗精子抗体が陽性の方では、このTh1が極端に強まっていることも知られています。

正常な妊娠は、Th2優位の現象といわれています。

つまり、Th1とTh2の比率を考えたときに、Th1寄りの状況であると着床、あるいは妊娠継続しにくい可能性があることが指摘されています。

細菌やウイルスなどから身を守る機能である免疫系。

心拍や体温を維持し、消化機能をつかさどるなどといった、生命を維持するのに重要な役割をもつ自律神経系。

身体がうまく機能するよう内臓に働きかけるのがホルモン系。

この3つはお互いに干渉しあっていて、これらは1つでも欠けてしまうと、ほかの2つにも影響が出てくる可能性があります。

つまり、免疫の低下や自律神経の乱れがホルモンバランスの乱れに繋がるんです。

すべてがバランスよく機能することではじめて、健康な体、妊娠に適した体になるという事なんです。

このような反応があることから、免疫系を整える事、自律神経系を整える事はホルモンバランスを整える事につながり、妊活に必要という事になりますよね。

不妊治療で行う数字だけ揃えるホルモン補充や、妊娠に必要な栄養素は〇〇などと言った1つのモノに左右されず、生活全部を変えて行くことが必要です。

参考になれば嬉しいです。


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妊活を中医学的視点から考える〜卵巣機能不全〜

妊活を中医学的視点から考える〜卵巣機能不全〜



不妊治療を進めていて、卵巣機能低下の場合では多くの病院でカウフマン療法で卵巣を休める方法をとりますよね。

しかし、十分な効果を得られないことも多いです。

中医学的に卵巣機能不全の方の体質を診てみた場合、気逆、瘀血、水毒を伴う、上熱下寒といわれる状態が多い印象なんですが、これには先天の気や後天の気と言われる要素も大切なんです。

簡単に、気は酸素、血は血液、水はリンパと考えてもらえるといいんですが、卵巣に新鮮な酸素や栄養が運ばれず、機能の低下をもたらしていると考えていきます。

気逆は本来の気の流れとは逆に、体の下から上に気が上昇し、上(頭)は気が充満しているのに下(体)は気が不足している状態です。

血瘀は血液循環が悪い状態のことで、単なる血行不良から血液ドロドロまで様々な状態のことをいいます。

水毒は体内の水分の代謝障害(水の滞り、水滞、水気、宿水)が起こった状態の事をいいます。

ではこのような状態を起こすのは何故か。

これは生活習慣。

中医学では腎に蓄えられるエネルギーのことを「先天の気」、胃で作られるエネルギーのことを「後天の気」といいます。

「先天の気」とは両親から受け継いだ、その人の持っている生まれながらの生命力や子孫を残す力で腎に溜め込まれています。

腎は広く生殖や成長・発育、ホルモンの分泌、免疫系などの機能を併せ持つ”生命の源“と考えられています。

先天の気は年齢を経るごとに徐々に減少していきます。

実は生活習慣の乱れやストレスでもすり減ってしまうんです。

この先天の気を消耗したのを腎虚として捉える事ができます。

卵巣は腎に属していますので、腎虚の状態では働きが落ちているという事なんです。

この腎に蓄えられている先天の気を補充しているのが、後天の気になります。

徐々に消耗していく先天の気は後天の気で補充する必要があるんですね。

「後天の気」とは呼吸によってもたらされる宗気と飲食物の消化器吸収によって得られる水穀の気からなっています。

胃の働き、肺の働きが重要となってくるんですね。

ストレスが多い人は胃腸を痛めやすいですし、呼吸もうまくできていないですよね。

せっかく食事をしても効率よくエネルギーに変わっていないかもしれませんね。

人って生まれてから飲食物の栄養によって生命を維持しています。

中医学では、それを脾胃の受納と運化によって飲食物中の栄養物質を取り込む事で気を補充していると考えています。

人の体は腎と胃と肺の力が相まって元気の源、エネルギーを得ているという事。

これは、言い換えれば赤ちゃんを作る元気の源とも言えるんです。

自分自身の元気が溢れているからこそ、気を子孫を残す為に回せるという事ですね。

このような生活習慣の結果によって早い段階で気を消耗し、気逆、血瘀、水毒の状態になってしまったのを卵巣機能不全と考えられるんですね。

生活習慣の見直しが腎を補う事につながり、卵巣機能を正常に機能させてくれる事につながります。

運動、食事、睡眠、それぞれの質と量をしっかり意識して下さいね。

参考になれば嬉しいです。


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妊活でお腹を温めるのはNG

妊活でお腹を温めるのはNG



実は妊活でお腹を温めるのはNGなんです。

子宮を温めると血液循環も高まって、妊活がうまくいくというのは単にイメージの問題。

確かに血流を良くすることは妊娠しやすくなるだけでなく、人の健康を守る為にとても大事な事ですよね。

体が温まるとリラックスできますし、自律神経も調整され、ストレス性の症状が和らぎます。

しかし、子宮近辺を集中的に温めたところで血流にはなんの効果もないんです。

むしろ子宮だけ温めていると体が逆に反応して、リバウンドを起こし、体を冷やすという効果になりかねないんです。

女性は男性に比べて筋肉量が少ないので、熱を生み出す量が低く末端が冷えやすいのは事実。

でも、骨盤の中にある子宮や卵巣は、かなり太い血管が通っている場所ですから、手足やお腹が少し冷えたくらいでは温度は下がりません。

夏だって子宮を温めなきゃダメという情報に惑わされて、腹巻をしたり、汗を流しながらホットドリンクを飲む必要はないんです。

勿論、寒かったりすれば別ですからね。

ただ、子宮を温めたからといって、子宮系疾患が改善したり、卵巣に栄養がいきやすいとか、妊娠力がアップしたりするという考え方は危険なんですよ。

冷え改善のために工夫をこらすのは良いのですが「子宮を温める」という考えは改めたほうがいいんですよ。

骨盤内の血流が悪くなったり、冷えを感じる原因にはストレスやデスクワーク、運動不足なども関係してきます。

体の熱は内臓や筋肉など、いろいろな部分で生産されますが、中でも一番生産量の多いのが筋肉。

ポイントになるのが下半身の血流改善。

足は第2の心臓といわれ、足の筋肉は心臓から送られた血液を全身に戻すポンプの役割も果たしています。

下半身の筋肉は全身の筋肉の3分の2を占めるともいわれ、下半身を鍛えることは体全体のためにも非常に大切です。

下半身を鍛えれば骨盤内の血のめぐりがよくなり、子宮や卵巣への血流の改善にも役立つんです。

また、受精卵が着床する高温期は体温が上昇していますよね。

これは受精卵が着用しやすい環境が平熱よりも少し高めだからなんですが、高温期には黄体ホルモンが分泌し、体温を維持することで着床を促しています。

ホルモンも血流によって流れていきます。

血液循環の改善こそが妊活には大切な項目の1つなんです。

参考にしてもらえると嬉しいです。


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子宮筋腫について考える

子宮筋腫について考える



妊活をしている方の中では子宮筋腫の治療(手術)を優先すべきか、それとも不妊治療を優先すべきかという問題に直面している方もいるのではないでしょうか。

子宮筋腫は着床の環境を悪化させてしまう可能性があり、この問題は体外受精でもクリアできない事も多いんです。

その為、筋腫が着床を妨げているのであれば、いくら不妊治療を繰り返しても無駄になってしまいます。

だからと言って、標準的な治療である筋腫だけを取り除くような手術は、それほど手軽なものではないんですよね。

実はこの手術、さまざまなリスクも伴うことから安易に選択できるような治療法でもありません。

子宮筋腫は子宮の筋肉からできる良性のできもの(腫瘍)で、30歳以上の女性の20~30%、40歳以上になると40%、年齢が高くなるほど頻度が高くなる婦人科の病気の1つなんです。

はっきりと子宮筋腫ができる原因はわかっていませんが、女性ホルモンであるエストロゲンが関与していると言われています。

筋腫はできる位置によって症状が変わってくるのも特徴の1つなんです。

子宮の「筋肉の中にできる」のが筋層内筋腫。
子宮の「外にできる」のが漿膜下筋腫。

子宮の「内側にできる」のが粘膜下筋腫。

子宮筋腫で大事なのは、どの方向にどのくらいのペースで大きくなるかということ。

子宮の外側に向けて大きくなる分には生理にも大して影響はないし、経過観察になる事が多いかなって思います。

ただ、内側に向けて大きくなった場合はやっかいで、内膜が変形しちゃうので筋腫が内側に発達する(圧排)と、不妊の原因でもある着床障害になってしまいます。

それでも筋腫の上にドンピシャで着床するような形で妊娠する人もいるんですよね。
本来、着床したところに胎盤ができるんですが、筋腫の中は血流はないので常位早期胎盤剥離という状態になってしまい、母体も赤ちゃんも危険な状態になってしまうんです。

自然妊娠だったとしてもリスクは高いし、体外受精でも、どこに着床するかは操作できないので体外受精をしても、子宮筋腫のリスクって取り除けないんですよ。

仮に妊娠した場合、子宮が引き伸ばされるので、できた筋腫も引き伸ばされて変性してしまいますので、どこの位置にできたかはオペをするかどうかの大切な判断材料になるんです。
また、大きいのが1個ならばそこだけ取ればいいから手術もしやすいけど、ちっちゃいのが何個もある場合は、手術をしたとしても取り切れないんです。
実際、手術は筋腫がある程度大きくなってからでないと手術はできません。

筋層内筋腫が見つかったら早期の妊娠を意識して体質改善に取り組まなくてはダメなんですよ。


少し中医学的にも子宮筋腫をお伝えしていきますね。

中医学では子宮筋腫を「しこり」と捉えています。

しこりの原因は気(酸素)・血(血液)・水(細胞内リンパ、リンパ液)のバランスが崩れることでできやすくなると考えます。

体の活動源である気のエネルギー、栄養源である血、体を潤す水の流れが長期間停滞することにより、しこりが形成されるという事ですね。

また、気・血・水のバランスにより、子宮筋腫の症状を大きく瘀血、気滞、痰湿の3つのタイプに分けているのですが、症状を個人に合わせて改善していくことが大切だと考えています。

気滞とは主に精神的ストレスなどにより気の流れが停滞してしまうことです。

血瘀とは血の流れが停滞してしまう状態をいいます。

気と血は体の中をいっしょに運行していますので、気滞(血瘀)により流れがスムーズでなくなると血(気)の流れも影響を受け、 滞ってしまうんです。

子宮筋腫になる習慣的な物を改善する事は大前提ですが、その人個人の症状に合わせた体質改善が必要。

よく、子宮が冷えると血栓を溶かす酵素が働きにくくなり、血液の塊ができやすくなるとか、不妊体質な人は冷え性だから子宮を温めるとよくなるなんて話を耳にします。

これは真っ赤な嘘。

はい、言い切ります!!

勿論、血流が低下すると子宮筋腫もできやすくなるのは事実ですよ。

けれど、滞っている所を温めたりすれば余計に炎症反応を助長してしまいますし、直接子宮を温める程、子宮は冷えていません。

外部から温めようとしても内臓である子宮は温まりませんからね。

皮膚上だけ温めようとすれば一箇所だけ熱を持つ事になりますから、体は逆に冷やそうとしてしまいますよ。

これは不妊治療、妊活でも言えることですが、人がやっている事、一般的に言われている事を鵜呑みにしないで、自分に必要な事をやって欲しい、自覚して欲しいんです。

体質改善の意味をしっかり理解して妊活は進めて下さいね。

参考になれば嬉しいです。




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妊活で女性が体質改善をして欲しい理由

妊活で女性が体質改善をして欲しい理由



妊活では女性が体質改善をして欲しい理由があるんです。

不妊治療を受ける前に必ずして欲しい事が体質改善。

まずは、女性が身体を変えていかなくてはならない理由を知るが大切ですよね。

妊活では女性の体質改善、卵質改善は必須なんです。

誰しもが始めは何となくできるでしの?!と言う思いを持っていると思います。

しかし、日本は不妊治療を受けている患者数が世界第1位にもかかわらず、その治療による出産率が世界でも最低レベル。

これは紛れも無い現状なんです。

不妊の原因は男性、女性と半々とはいいます。

とは言え体外受精技術によって男性側の問題はある程度クリアになってきました。

妊活をしていて何で女性だけが頑張らなきゃいけないの?って理不尽に感じる方もいるかもしれません。

しかし、受精後は100%、卵子の質、女性の体質が関わってくる現実は変わっていないんです。

その鍵が人間の細胞全てにあるミトコンドリア。

ミトコンドリアは細胞のエネルギー代謝、遺伝的に正確にプログラムされている細胞死にかかわるアポトーシスと呼ばれるもの、さらに生殖細胞の形成に関与しているんです。

このミトコンドリアDNA、卵細胞のみを通して伝えられる細胞質遺伝をとっています。

核DNAなら、父親の精子と母親の卵子がくっついて半分ずつの遺伝情報を受け継ぐわけですが、ミトコンドリアの場合はその方式をとらないんです。

受精後、産まれてくる子どもの遺伝形質は母親の生殖細胞、卵子を元にのみ発現するという特徴を持っています。

精子からは父親由来のミトコンドリアの遺伝情報は伝達されないので、結局、卵の中にあった母親のミトコンドリアだけが子に継承されるという事なんです。

ミトコンドリアは内的影響、外的影響を全て受けると言われています。

だから女性の生活習慣、体質改善が必要と言う事なんです。

女性の体質改善、ミトコンドリアDNAの状態を良くすることが必須という事がわかってもらえたでしょうか。

ミトコンドリアを活性化させる為には食事、運動、睡眠の体質改善の3本柱がどれも抜け落ちる事なく必要になってきます。

是非、体質改善をする意味も知って妊活に取り組んでみて下さい。

参考になれば嬉しいです。



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妊活の為に女性が体質改善をして欲しい理由

妊活の為に女性が体質改善をして欲しい理由



妊活の為に女性が体質改善をして欲しい理由があるんです。

不妊治療を受ける前に必ずして欲しい事が体質改善。

まずは、女性が身体を変えていかなくてはならない理由を知るが大切ですよね。

妊活では女性の体質改善、卵質改善は必須なんです。

誰しもが始めは何となくできるでしの?!と言う思いを持っていると思います。

しかし、日本は不妊治療を受けている患者数が世界第1位にもかかわらず、その治療による出産率が世界でも最低レベル。

これは紛れも無い現状なんです。

不妊の原因は男性、女性と半々とはいいます。

とは言え体外受精技術によって男性側の問題はある程度クリアになってきました。

妊活をしていて何で女性だけが頑張らなきゃいけないの?って理不尽に感じる方もいるかもしれません。

しかし、受精後は100%、卵子の質、女性の体質が関わってくる現実は変わっていないんです。

その鍵が人間の細胞全てにあるミトコンドリア。

ミトコンドリアは細胞のエネルギー代謝、遺伝的に正確にプログラムされている細胞死にかかわるアポトーシスと呼ばれるもの、さらに生殖細胞の形成に関与しているんです。

このミトコンドリアDNA、卵細胞のみを通して伝えられる細胞質遺伝をとっています。

核DNAなら、父親の精子と母親の卵子がくっついて半分ずつの遺伝情報を受け継ぐわけですが、ミトコンドリアの場合はその方式をとらないんです。

受精後、産まれてくる子どもの遺伝形質は母親の生殖細胞、卵子を元にのみ発現するという特徴を持っています。

精子からは父親由来のミトコンドリアの遺伝情報は伝達されないので、結局、卵の中にあった母親のミトコンドリアだけが子に継承されるという事なんです。

ミトコンドリアは内的影響、外的影響を全て受けると言われています。

だから女性の生活習慣、体質改善が必要と言う事なんです。

女性の体質改善、ミトコンドリアDNAの状態を良くすることが必須という事がわかってもらえたでしょうか。

ミトコンドリアを活性化させる為には食事、運動、睡眠の体質改善の3本柱がどれも抜け落ちる事なく必要になってきます。

是非、体質改善をする意味も知って妊活に取り組んでみて下さい。

参考になれば嬉しいです。



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抗精子抗体とアレルギー

抗精子抗体とアレルギー


抗精子抗体とはアレルギー反応なんです。

不妊治療の検査で受けた事のある方もいると思う抗精子抗体検査。

よく精子と卵子の相性って話を聞きますが、実際のところは精子と頚管粘液の相性なんです。

頸管粘液に触れた途端、精子が変形してしまったり、膣内、子宮頸管内で死滅してしまったりが起こると言われています。

この頸管粘液の状態にアレルギー反応が関わっているんです。

人間が生きていく上で欠かせない免疫機能、
免疫細胞であるヘルパーT細胞と言うものが関わっているんですが、異物を排除する「細胞性免疫(Th1)」と体内の各種自己抗体を管理する「液性免疫(Th2)」というものがあります。

この2つの良好なバランスによって健康が維持されていて、もし異物が侵入してきたら、それを除外するために抗体を作るように指示を出し、異物を排除していきます。

また、この時に一度作った抗体は体内で記憶しているので、同じ異物が二度と侵入してこないように抗体を保持するんです。

これを抗原抗体反応と言います。

T細胞は細菌やウイルスから体を守り健康を維持してくれますが、バランスが狂うとさまざまな障害をもたらしてしまうんです。

どちらも不妊治療や妊活で問題になってくるんですが、まず異物を排除するTh1が強くなった場合。

この時は胚(受精卵)を拒絶し着床障害や流産を引き起こします。

一方、体内にある各種抗体の働きを強めるTh2が強くなった場合。

妊娠を妨げる抗リン脂質抗体(血栓をつくり流産を引き起こす)や抗核抗体(受精を妨げる)を引き起こします。

そして、抗精子抗体(精子に障害をもたらす)も活発になる言われています。

相性悪いとか、抗精子抗体は学問上では免疫のアンバランス、アレルギー反応っていえるんです。

では、どうするのか。

体外受精を受けるのであれば、抗精子抗体の問題に関して言えば解決するんですよね。

顕微受精では子宮頸管での活動をすっ飛ばして受精させるわけですからね。

抗精子抗体ってフーナーテストによって見つかることが多いですが、フーナーテストって日によって変化もしてしまい、わかりにくかったりするんです。

フーナーテストの結果が何回受けても思わしくないような場合に、精子不動化テスト(SIT)をやって判断してます。

けれど、病院によって診断意義もまちまちですし、体外受精をやるなら必要もない検査と言えるかと思います。

何にせよ、抗精子抗体がアレルギー反応なら、体質改善を進めるに越した事はありませんよね。

例えば花粉症。

花粉症もアレルギー反応ですよね。

これを本気で治そうと思ったら体質改善しかないですよね。

薬で抑えているのは対処療法って事は皆さんご存知なはず。

ではこのアレルギー反応、不妊治療でも対処療法でお終いにしますか?

免疫の過剰反応は抗精子抗体以外にも着床や流産にも関係があるとお伝えしました。

免疫機能のアンバランスであれば体質改善を進める事で変わっていきます。

免疫機能を整える為には食事による腸内環境の改善、運動による代謝アップ、睡眠によるホルモンのバランスの調整が必要です。

是非、ご自身の免疫機能を整える為にも習慣を見てさ直して良い妊活をして下さいね。

参考になれば嬉しいです。


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